まちづくり

えひめ30歳の成人式「媛人式-himetoshiki-」について振り返ろう。その2

夢を語るっていいですよね。語るだけならばタダ。それを聞いてくれる人がいればもっと良い。言葉の力と言いますか、言霊信仰というのでしょうか。達成したいことなどを口に出していけばいつかは叶うとされている考え方。思ってもなかなか口に出せない場面でも、勇気を振り絞ってみましょう。笑われたっていいですよ。目的は口に出して言うことなんですから。さて、達成したい目標を口に出して言うことについて少し考えてみました。愛媛県では14歳になったときに少年式という名の厳粛な式典が開催されます。地方のローカルネタを扱うテレビ番組などでもよく特集されるようになったので全国的にも知られるようになったのではないでしょうか。僕ももちろん参加してますが、それが愛媛県特有の行事(名称)だったと知ったのは大人になってからでした。笑 その時に僕は「将来はジャグラーになります!」と宣言し、見事に不達成ですが人前で踊るようなパフォーマンスでも少額ですが稼げるようになりました。それから20歳の節目で参加する成人式でも「みんな自分自身がそれぞれなりたい大人になりましょう」と発表させてもらい、なりたい大人?=カッコいいおじいちゃんに近づけています。さて、30歳の成人式を開催するにあたり達成したい目標を口に出して言ってみました。

規模はとりあえず1,000人規模で開催したい。

1,000人集めて式典をしたい。初めて開催した運営会議で思いを伝えたところ「1,000人でやるの!?絶対に無理!」と驚かれたことを覚えています。それでも僕なりには根拠があって、それは国税調査で愛媛県の人口は約135万人くらいの結果でした。そして高等学校数は60校以上あり。1校が約2~3クラスあって1クラス30人でも4,000人くらいは対象者がいるだろう。その25%くらいは反応してくれるのではないか?と、今考えるとなんて愚かな数値目標だったのだと振り返れます。25%も反応する事業って愛媛県が完全バックアップしてさらに企業などだけでなく関係各所や各対象者の家族らの協力もないと不可能な数字だなと今になって冷静に考えられました。何せ集まってくれたメンバーからは「現実的ではない」などの意見ももらい、そこからはかなり妥協して目標人数を300人に下方修正しました。それでも非現実だとは言われてました。笑 対象者を愛媛県出身者にするのか、関係者にするのかを協議して関係者に。こうすることにより移住してきた方や仕事や家庭の関係で愛媛県に住んでいる方も対象になります。名称も愛媛県としての人になる?だったかな?なんかそんな感じで「媛人式(ひめとしき)」に決めました。

1,000人参加したらを想定して案を提出しました。

内容は非現実なものでしたが、共感してくれることもありました。それは、1,000人きたら「おもしろいよね」ってことです。30歳って節目に集まってくれた3人も同じようにワクワクしていたのかなと思っています。このあたりはまた今度機会を設けて聞いてみますが、どうせ一度しかない30歳の節目を、同級生ってキーワードだけできっと打ち解けられるし、敬語とかもいらない。何というか良い意味で分かりやすいライバルにたくさん会える機会。参加者で切磋琢磨しながら愛媛県をもっとより良い場所にできる機会。「どれだけ集まるかは分からないけど、企画自体はなんとなくおもしろい。」とは思ってくれてたんじゃないかなと思います。

どうやって盛り上げていくのか。

初期メンバーも固まり、とりあえずアクションを起こしていこうと企画を進めました。企画自体はおもしろいんだけど、最終的に開催日には目標人数が集まってなくてはいけません。今でいうゴールとKPI設定ですが、当時はそんな計画書なんてありません。ただ僕たちには繋がりがあります。だって地元民だから。単純だった僕たちは考えました。各地にいる既存の知り合いに「知り合いに30歳になる人いませんか?」と声をかけて、輪を広げていく作戦です。これが意外とうまくいきませんでした。意外と同級生っていないの!?とも思ったりもしました。それでも数名はヒットして連絡を取れたので、輪を広げていきました。青年会議所に所属してたのも大きかったです。そして30歳の成人式を是非ともやりたいんだと伝えるだけでなく、交流をする。さらにその交流を通じて30歳の成人式を開催するよーと多くの人に応援してもらえるようSNSで発信して拡散をねらっていこうと単純な僕たちは企画しました。そう各地でゴミ拾いをしてまわることを。

ゴミ拾いしてまわると少しずつ人数も増えていきました。

ゴミ拾いの案は他のメンバーでしたが、幟を作ろうと言ったのは僕の案です。笑 さて、宇和島から今治まで数回にわたり開催しました。数を重ねると固定メンバーとして手伝ってくれるメンバーも出てきました。また、メンバーからBBQしようよなどの提案もあったりと交流をしながら少しずつ開催の周知や活動をSNSを通じて発信していきました。主催者やったはずなのにめちゃくちゃ前日の夜にお酒を飲んで起きられず大遅刻をして参加した回もありました。同級生なので、しっかりと叱られたことを覚えています。大変申し訳ございませんでした。笑 開催した後にSNSで掲載していった記事の拡散率も少しずつですがあがってきましたが、どうしても限界は感じていました。最終的な目標は開催日に300人を集めることです。そこで愛媛県に依頼をしたり各マスコミ関係者に対してマスコミプレスをかけていきました。

今だったらゴミ拾いするって活動じゃなくて、SDGsについて考える交流会であったり職場見学だったり他県との交流会だったり、実際に30歳の成人式を開催したことがある県外の先輩からコメントをもらったりしたるだろうな。もっとメンバーと話をして、一方的に思いを伝えるだけじゃなく、とんでもないようなアイディアでも実行していくことができればおもしろかったなと思います。

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なりたい自分は「かっこいいおじいちゃん」です。将来、自分の子どもや孫に憧れられたいです。そうなれるように日々を過ごしています。