シゴト

【私のシゴト】書くことの道しるべ

 田舎の建設業取締役。そして小さなちいさな酒蔵経営をお預かりしてます。
ここではどんな記事を書き留めていくのかを自分でも迷った時の道しるべとして軸を設けておこうと。

祖父が創業した田舎の総合建設業での私のシゴト

 僕が小学生の時に亡くなった祖父は、もともとは木こりさんでした。今でいう林業で、切り出した木材などは肩に担いで運んでた時代。「じいちゃんの肩は、ポコッてなってたよ」と祖母に聞かされた記憶があります。遊びは派手なんだけど、どんなに遅くまで飲み明かしても一番に事務所に行って鍵を開けて職人たちを迎える。そんな爺ちゃんだったと聞かされています。昔の人はみんなそうだったのかもしれません。さて、そんな祖父が立ち上げた建設会社は、土木建設部をベースに施工はもちろんの事、積雪時におけるブルドーザーによる除雪で勢いを加速させていきました。生コン砕石部、運輸系、車輌系、機械系、レジャー系の立ち上げと、循環型で稼ぐ仕組み作り。そして何より田舎だからこそ、この地域になくてはならない企業を目指して次代へと引き継いできました。2017年にグループ創立50周年を迎えたばかりで、まだまだ大企業や老舗企業と比べるともっとみんなで向上していかなければならない企業です。

 そんな会社で私は取締役として、総務関係や企業の情報発信、対外的な動きを主にしています。入社当時は営業や作業員など現場を経験できたことが田舎の働い方では必要だなと感じました。今では各グループの若い子たちとの交流も積極的に行い、新しいアイディアをどんどん吸収しようと意見交換やしっかりと自分の意思を伝える事を意識しています。有資格は、一級土木施工管理技士、砕石業務管理者、甲種火薬類取扱保安責任者、乙種4類危険物取扱者。後はボチボチ。資格で会社に貢献しようとモガいている最中です。取締役の立場での小さな田舎グループ企業の向上についてや、資格取得についてなどを書いていこうかなと思います。
 

小さな酒蔵でのシゴト

 2016年の8月に建設業のグループ会社でもある小さな酒蔵の代表取締役に就任しました。その小さな酒蔵というのは、10数年前にM&Aでグループにした会社です。身内ではうまく後継者に承継できず、それならばと仕方なく引き受けたのではなく、後継者もおらずプラス経営はあまりよくない状態、祖父が創業した建設会社からも約数億円出資、さらにどうしてもうまくいかず、祖父が言った「地域から地場産業をなくしてはいけない」との言葉だけで経営も引き受けた会社だったようです。2016年の5月くらいから引き継ぎの動きはでていたのですが、私もそれまでに経営だとか、数字だとか、承継だとか、あまり勉強してきてなかった分、すんなりと引き受けてしまいました。今になって冷静に考えると、お酒のことなんて全く分かってない私がこの日本酒業界で会社代表を任されると言う事と、売上1億にも満たない小さな会社ですが、社員も数人抱え、平均年齢が50歳後半という何とも言えない成熟した田舎の企業の代表を引き受けることの覚悟は、何も知らなかったからできたことだと今でも思っています。大切な社員やスタッフを守りながら、悩みも多いですが多くの事を学ばせていただいています。

 私が代表になってからはより「地域」という言葉を大切にし、ターゲットをクリティカルに定め、お酒だけでなく「酒空間」をプロデュースすることを心がけています。ブランドの価値は下げずにハードルを下げる。そんな動きをしています。ですので肩書は「酒空間デザイナー」とか「酒空間プロデューサー」を名乗りたいなと思っています。さて、今は成熟した企業の中で朝礼や打ち合わせ、思いを伝える場面などでしっかりと方向性を伝える事の重要さを学ばせていただいています。そんな酒蔵の日常や、代表として学ばせていただいたこと。などもここでは書いていこうかなと思います。

これから描く未来のシゴト

 まだまだ自分では納得いっている人生ではありません。やっぱり自分で何かを0→1としてスタートアップさせたいです。一から創り上げていき、それが地域や困っている人たちのの課題解決につながるのであれば願ったりかなったりです。課題は多い世の中ですし、きっと行動したほうが楽しくなるのは明々白々なので、新たな事を始める新規事業立ち上げの際にはここに書いていきながら一緒に造り上げていければなと思います。

 1986年産まれの私ですが、このカテゴリーでは私のシゴトに関わることについて書いていこうと思います。

ABOUT ME
sho-tap
なりたい自分は「かっこいいおじいちゃん」です。将来、自分の子どもや孫に憧れられたいです。そうなれるように日々を過ごしています。